移転価格とは、「開かれた市場での正常価格」のことです。その算定には、「移転価格基準」として知られる国際的に規定された基準が利用されます。この問題について指導的位置を占める法規は、アメリカの米国内国歳入法典（Internal Revenue Code）と、1995年６月27日付けのOECDの「多国籍企業と税務当局のための価格移転算定に関する指針」の二つです。いずれの規程も、多国籍企業とその関連会社の間、または関連会社相互間の内部取引、もしくは経済的に関連する団体の間で実施された国境間の取引一般における価格を決定するのに最も適切な原則は、開かれた市場における正常価格の原則であると定めています。この原則は、取引に参加する当事者双方を独立当事者と見なして価格を取り決めるべきであるとしており、国際的に「アームズレングス基準」として知られています。

当事務所は、経済分析の実施と移転価格レポート作成のための学際チームを編成しています。当事務所が提供する「移転価格レポート」の価値を高める当事務所の利点は、AFIP（国税庁）‐税関局、メルコスールオンライン、F.D.A.U.S.A.その他信頼すべき証明可能の価格算定を保証するデータベースへのアクセスが保証されていることです。価格算定、比較分析、価格の正当化の方式は、現行法規が定めているとおり、国内の主体の状況に対して直接適用されます。

当事務所の業務には以下が含まれます。

• 移転価格レポートの作成

• 独立公認会計士により交付され、実施された業務の結果を記載した証明書の発行

• 年2回の取引申告書の作成

• レポートに関する監査・当局の関連要求への対応